ルカの福音書822~24

 

8:22 そのころのある日のこと、イエスは弟子たちといっしょに舟に乗り、「さあ、湖の向こう岸へ渡ろう」と言われた。それで弟子たちは舟を出した。

 

8:23 舟で渡っている間にイエスはぐっすり眠ってしまわれた。ところが突風が湖に吹きおろして来たので、弟子たちは水をかぶって危険になった。

 

8:24 そこで、彼らは近寄って行ってイエスを起こし、「先生、先生。私たちはおぼれて死にそうです」と言った。イエスは、起き上がって、風と荒波とをしかりつけられた。すると風も波も収まり、なぎになった。

 

私たちの人生には思いがけないことが多く起こります。そして、あわてたり、悩んだり、途方に暮れることがあります。人生にはかならず嵐のような時があります。誰もが平安な日々を願うのですが、その時々に悩みや苦しみを経験していきます。

 

子どもの頃は進学や友人関係で悩み、若い時は恋愛や仕事場での人間関係で悩みます。しあわせの終着点のように思われる結婚が新たな悩みの種になる方もおられるでしょう。子どもが生まれれば、子育てに悩み、年をとると弱くなっていく体に悩まされ不安が大きくなります。もちろん楽しいこともたくさんあるのですが、人の心に長く残り続けるのは楽しいことではなく苦しいことばかりではないでしょうか。

 

いま、あなたの心はどうでしょうか。悩みの嵐が吹き荒れておられないでしょうか。

 

さきほど読んだ聖書の中に、あなたの人生を苦しみから平安に変える秘訣が書かれています。それは弟子たちがイエス様に今の自分たちの置かれている状況を話したということです。私たちのすべての問題に明確な答えを持っておられ、解決出来る方はイエス・キリストです。嵐をひとことで凪に変えた方は、あなたの心の嵐も静め、平安に満たしてくださる方です。

 

イエス様は言われます。

 

11:28 すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。

 

あなたもイエス・キリストを信じて、真の平安を受けてください。